福祉施設でのおじいさんおばあさんの絵画クラスです
水彩をつかって桜の木を描きました。
毎回季節感を取り入れています。
どんどん展開して筆を持つ真剣な顔つきも、
描きはじめるとみるみるほぐれていきます。
「これでいいかね?」と、何度もとまっていた手も、気持ちよさそうに、自由に動き始めます。
自分の描き出す景色の色合いのなかで
それぞれの物語が生まれ始めます。
桜吹雪、風に揺れる春の柔らかな草たち、力強い桜の木だったり、小さな頃に見た
やさしい絵本のようなタッチになったりと。
そこにある風、香り、音、動物の気配。。皆さんの物語がどんどん始まっていくようです。
お互いを褒めあって笑いも広がってきて、
終わるころには、皆さんの表情も部屋の空気がほくほくとあたたまっています。
楽しい時間です