たくさんの引き出しに出会おう♪

2015.12.08

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子どもたちが、造形レッスンの時間「表現」したとき、
「この子の心や頭の引き出しが開いて、この子のなかのこうゆうアイディアが飛び出してきたんだな。詰まってたんだな。」
そう感じる事が、よくあります。
材料、テーマ、課題を用意する時、わたしは子どもたちがきっとこうするだろうなっと想定するのですが、想定外が続出し、とても楽しませてもらっています。
「人はそれぞれ、いろんな引き出しを持っているのだっ」と、再確認です。
それは、とても色とりどりで楽しいことです。
みんなが似たような価値観で生きているようでいて、一人一人、ちゃんとその人らしさがあるのだっということを、造形教室でも、ワークショップでも出会う日々です。
子ども造形教室では、
その子の心や頭の引き出しの中身がぴょこんっと出てきて、表現されたことが、いつもとても嬉しくなります。
本人自身も、「私のなかには、こういうのが
詰まってたんだな」っという、出会いのときです。
とても、嬉しそうなんですよ。
学校のお勉強や、塾のお勉強。
小学生にもなってくると、子どもたちの世界は、やることなすこと、評価され、成績がつけられ、友達と比べられることがほとんどです。
その評価は、「自分らしさ」とは少し違うんだろうなっと思います。
ARTは、自分に「こんにちは。初めまして。私のなかにいた私らしさ。」に改めて出会い、自分ににっこり出来る場所なんじゃないのかなっと思います。
全く人と比べるものではないところで。
ただ、ただ、それが出来る場所。
とても大事な場所だと思うのです。
人は知らず知らず、自分や他人を、「こういう人だ」と決めつけることで理解しようとしますが、想定外もいっぱいあり、決めつけた通りではない自分にも、どんどん出会うと面白いと思います。
どんな自分も、「こういう自分もいるんだな」っと温かく、自然な気持ちで受け入れられたら、人を思いやる気持ちも、生まれてくると思います。
子どもたちが材料やテーマや課題に取り組むとき、とても素直な気持ちで手を動かします。
手と心が真っ直ぐ繋がってるんですね。
褒められるものを作ろうとか、作為的にならないというのは、羨ましいほどです。
だからこそ、テーマ、課題、材料で、いつも想定外がいっぱいいっぱい出てきます。
子どもたちは、また出会う自分らしさに、嬉しそうに、「こんにちは」しています。
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今回のレッスンも、思いがけない木の実の使い方をみんなしてくれました。
頭と心の引き出しいっぱい開けて♪