シンプルな言葉遣いで綴られていますが、
静かでとても強い言葉たちです。
深く深く深呼吸するように読んでいます。
ある日読んでいたブログは、
麻央さんのお子さんたちの通う、造形教室のことでした。
http://s.ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12213937802.html
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教室でのお子さんたちを見守り
『息子はとにかく
何でも混ぜ混ぜのぐにゃぐにゃでした。』と。
絵の具のチューブから絵の具を出している息子さんの写真。
どんな風に遊んでいるのか、想像がつきます。
麻央さんの言葉から、とても素敵な教室なんだろうなって
ことが想像出来て、私も嬉しくなりました。
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こんな言葉です。
『上手なことではなくて
楽しいことを見つけられる人に
なって欲しいです。
そして
楽しいことを
上手なことのためには
手放さないで欲しいです。』
こんな気持ちで、見守ってもらえたら、
本当に素敵です。
自分らしい、楽しいぐちゃぐちゃの経験を
たくさん積んだ子は、強いです。
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失敗がなんのそのっていう中で、前進して
自分の経験から、手応えのある自分らしい「正解」を
見つけることは、強い自己責任も必要です。
誰のせいにも出来ません。
楽しいの気持ちを持って、心を熱くしたまま、
そうした経験を積んで大人に
なってもらいたいなと思います。
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そもそも、「失敗」という概念は、
大人独自のものなんじゃないのかなっと思います。
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アトリエカラフルの造形教室の様子を
見ているとよく分かるのですが、
子どもにはそもそも「失敗」という概念はなく、
それは「失敗」ではなく、楽しい「発見」のようです。
その「発見」をしたことで、
より気持ちが高ぶって次はどう試みてみようか?っと
真剣になっていきます。気迫が背中に溢れてきます♪
笑顔いっぱいに♪
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成長するにつれ、「発見」に
笑顔がこぼれることがなくなり、
「失敗」というネガティヴな感情にとらわれいくのは、
残念です。
それを与えてしまうのは残念ですが、周りの環境ですね。
造形教室とはいっても、気をつけなければいけないのは、
大人が喜ぶおしゃれなもの
大人が喜ぶ上手なものを作らせないことです。
それを目標や目的にしてしまった場合、
子どもたちから自らの冒険を奪わなければなりません。
それは、本来の子どもらしさから、
とてもかけ離れたことです。
誰かのいう「これが正解」
誰かのいう「これが上手」
はその誰かのためのものです。
子どもは時に、大人のために、
自分の「楽しい」を手放すものです。
アトリエカラフルも、
「楽しいことを
上手なことのためには
手放さない」
教室であろうと、常々思います♪
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近頃、足元から竜巻が起きているような大人の方々と
一緒に過ごす機会をよく頂いています。
楽しいと思うことを自己責任のなかで、
とことんトライしつづけ、
自分なりの答えを見つけ続け、
周りの人にも還元し続けている。
そんな印象を受けます。
幼い頃から、ずうっとそうして来て、
ずうっとパワーを増し続けるのだなあ、と感じます。
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小さな子どもたちの、毎日がとても大事です。
小さいからと、あなどったり、バカにしたり、
考えを取り上げたりなど、全く出来ません。
大人が不正解だと思っても、
その不正解はその人のためのものだということが、
沢山あります。
子どもたち1人1人の持っている個性や意見や考えを
自身で大切にしてもらい、自分でトライし、
磨き上げてもらいたいな♪
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写真はアトリエカラフル 基本コースさんの、