高浜市やきものの郷かわら美術館
『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』に来ました。
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毎年イタリア・ボローニャ市で開かれている
絵本原画コンクールの入選作品が並びます。
かわら美術館で開かれる度に楽しみにして来ています。
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娘も私もひとつひとつの作品を
とても丁寧にみて楽しみました。
製本したものの楽しさはありますが、原画はやはり、
描き手の手の温もりがダイレクトに伝わって来ます。
そこに込められた熱のようなものは、
繊細な絵のタッチや色彩から、
沢山感じることが出来とても心が温まりました。
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娘はずうっと楽しそうで、
ひとつひとつの作品の感想を鳥がさえずり続けるように
小さな声で
(周りの方のお邪魔にならないように)
言い続けていました。
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出口を出ると2人して『たのしかった〜♪』『ね〜♪』っと。
売店でお気に入りの絵本を、娘と私、一冊ずつ購入しました。
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磨き上げられた技術は必要です。
技術も、その思いが形になったものです。
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つまり思いがなければ、人の心を動かすことのできる
魅力的な線や色彩とはなりません。
アトリエカラフルの子どもたちの
線や色は、とても生き生きとしています。
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技術の指導もしっかりとしますが、
まずは絵を楽しむ心を柔軟に、
沢山膨らませてあげること。。
いつも思うことですが、
またあらためて感じる日にもなりました。