週末に私たち家族が暮らす野間学区の区民運動会がありました。

小学校で、小学生と地域の人たちの運動会。

運動会はその日１日の事ではなくて、何日も前からそれぞれの地区での準備があります。

私の暮らす地区でも、準備が色々とありました。

集まった近所の方々で、話し合って、形にして。。

私は、応援席に飾る、地区の看板作りの原画の担当をさせて貰いました。

1ヶ月、週4日から5日間、大きな看板を毎晩描きに行きました。縦270㎝横540㎝の大きな看板です。

担当は、私だったけど、家族もついてきてくれました。

夜の空気を吸い込んで、集まった人とひとつのものをつくる時間。

日中の仕事も過ごし方も、ばらばらな人たち。

年代だってばらばら。

私は今年から初めての参加で、この時間がなんだかとても不思議だったし、素晴らしいなぁ。。っと感じました。

中心メンバーは、何年も（30年という方々も）地区のメンバーとして、運動会を盛り上げようと頑張ってきた方々です。

それぞれの生活があって、こうして毎晩集まるのは大変な作業。。。

やりたくないなら、それは、それで済んじゃうことだけど、やったからそこ、そこには大きな何かがあるんですよね。

それを知っている人たちだから、子供が小学校に上がり、親から立場を受け継いで、新しく参加する私たちにも、皆さん本当に気持ちよく、声を掛けてくれました。

「ご苦労さん」「ありがとね」

毎日少しずつお話ししているうちに、こうして集まって盛り上げていくことへの、それぞれ方の思いにも、少しずつ触れる事が出来たような気がします。

前日も応援の練習や、応援会場の設置がありました。

大人たちは、男の人たちが、息をひとつにして力仕事。

子どもたちは集められて、応援の練習です。

出来上がって設置された看板をみて、色んな方が、「いいので来たね！ありがとう」っといってくれました。私は原画は考えたけど、毎晩入れ替わり立ち替わり、みんなができる時に集まって、みんなで完成させました。中学生や、高校生の子も手伝ってくれる日もあったし、連日地域の色んな方からの差し入れが届いていました。できる時に出来る事を協力しあって出来た形です。

素晴らしい！！

前夜祭も、ありました 笑。

いざ、当日は、笑いっぱなし。色んな種目に出たので正直大変でしたが、

全力の応援団が、面白、可笑しくて、疲れもふっとびますね！

こんな面白い大人がいるんだなっ～て、正直びっくりです。

子どもたちにも伝染して、子どもたちが元気、元気！！

大人が全力を楽しむ姿みたら、子どもたちはちゃんと、うつるんですね。しらけて手を抜くことより、熱くなって楽しむパワーを、子どもが身体で感じ取ることが出来ていて、それを大人が背中で見せていて。。

凄いなぁ。

面白い大人って一生のうちに、どれくらい出会えるんでしょうか？

偉そうな理想や理屈を上手に言葉で並べてはみても、本人が本気で輝いてなかったら、子どもはついてこないのだっと、私はここでも、身をもって教えて貰いました。

家族と共に、準備から参加して、感動して、いっぱい笑った1ヶ月。

楽しいことばかりじゃないし、大変なことも、きついこともあるけどね、その先にあるものを、少しの言葉と、なりより身をもって見せてくれた地域の大先輩たち。。

いっぱい元気を貰いました。

この元気をちゃんとバトンにしたいなぁっと熱く思います。