冬とピカソと絵画と

2016.01.12

冬とピカソと絵画と イメージ画像
冬の海への散歩が好きです
灰色の空も、冷たい風も、はっきりしない雲の感じも、クリームメロンソーダみたいな感じがします。昔から。。
クリームの溶け込んだ。。(笑)
その感じが好きです。
風をきって、嬉しそうな娘の姿を見るのも好きです。
何が嬉しいのか、歩いてるだけでぴょんぴょんしています。
風と戯れるよう。
愛犬が子犬の頃、海辺で風で舞い上がる砂と戯れていたのを思い出します。
私はぴょんぴょんしないけれど、砂と戯れたりしないけれど、体のどこかの感覚が、外の空気感と風と、遊んでいるのだと思います。
冬の空と海は光が静かでコントラストが淡いけれど、暗さの中に淡く広がる、静かな光もいいものです。
娘も「冬の散歩って大好き」と。
帰ってきてから、ピカソの画集を眺めて、描くといった絵は、なかなか渋いものでした。
描きながら、その絵について思うことをお喋りしていると、「夜の月明かりの絵」と娘がいいました。
私は「渋い絵だなぁ」くらいにしか思っていなかったので、思いがけない美しい言葉に、心が洗われました。
良い仕上がりだなぁっとおもい、「よく描けたね」っと伝えました。
「ママがなんで、この絵をいい絵に描けたねって言うか分かる?ピカソのこの絵を見て、自分が感じたことが、よく表れてるからだよ~」っというと、とても嬉しそうでした。
今日はお友達に、小学校で「なんでそんなふうに、上手に描けるの?」
と聞かれたそうです。
「こう答えたよ」っと教えてくれました。
「絵を描いてる時の気持ちが、鉛筆から伝わっていくんだよ。」っと。
「お友達は、なんて言ってた?」っと聞いてみると
「ふーん。そうなんだね~。」っと。
7歳の女の子たちの素直で可愛い会話です。
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