アトリエカラフルの造形教室で使う材料のひとつに、トランスパレントペーパーという半透明のカラーペーパーがあります。
北欧やドイツでは、太陽の光が乏しくなる季節、窓辺にこのペーパーで星を折って飾るのだそうです。
光にかざすと、優しく光を灯したような色合いです。
その美しさには、はっとするような。。そして、彩られた柔らかな光にほっとするような。。
基本コースさん、
ミラーボックスのレッスン
ミラーボックスのくりぬいたクリアな部分にトランスパレントペーパー貼っていきます。
覗いては、子どもたち、その美しさに「ふーっ」となります。
その姿が、可愛くて可愛くて。
ミラーボックスの中の優しい光と形の共演は、子どもたちの心の中に、きっと似ているんじゃないのかな。
造形しているとき、その子の心の深い部分が「美しさ」に出会う瞬間があります。
そしてそれは、その子の手によって導かれた「世界に一つの美しさ」。
その事を子どもたちはその瞬間知り、何事にもそうであるべきだと知るんじゃないかなって思います。
幼少期は、これから先、自分を生かして生きていくための基盤作り。
心の柔らかい部分を大切に、そして頭の柔らかさもとても大切だと、造形レッスンしながら、学ぼう!
育んだ心と頭は、この先の未来に、楽しく生かされていくよ~♪そう思います。
そして今日は、おじいちゃん、おばあちゃんたちの絵画教室に行ってきます。
美に触れることは、飾られた絵を眺めることでも出来ることですが、自分で描き上げた美と出会うことは、とても嬉しいことです。
「絵は苦手なんです。」そう言いながら描くかたも多いですが、最後に出来上がった自分の作品に出会ったとき、その言葉をそっと脇に寄せ、「あぁ、いいね」ってにっこりできる。
そんな時間を一緒につくって楽しんできます。
まだまだ寒いですが、「そろそろ起きなさい」という春を呼ぶ風が吹いている。
そんな感じを受けますね。
散歩していると、木々の枝の先に、膨らみ始めた蕾を見つけられます。