「ジャコメッティー展」へ行きました。
家族で大好きな豊田市美術館です。
ジャコメッティーの彫刻は、人物像が多いです。
ゴツゴツして極端に細身のフォルムです。
研ぎ澄まされた目で
射抜かれた人間の本質のようで
いつも惚れ惚れとします。
かっこいいです。
暮らしぶりもとてもシンプルだったようです。
質素な町の小さなアトリエで一日の長い時間
制作し
その町のことも小さなアトリエのことも
とても愛していました。
油彩画も全体的に灰色で表現されています。
それなのに、乏しさではなく
豊かさや、かっこよさが伝わるから
不思議なんです。
実際人柄もよく、とても好かれた人なのだとか。
かっこいいなあ〜会うことができたなら嬉しい！
と思いますが
作品を通して、きっと本物以上に
本物のジャコメッティーに会えています。
素晴らしい作品はすべて同じ。
どういうことかと言うと
アーティストがどんな時代に
生きていた人だとしても
そのアーティストが人生で感じた
いろんな種類の感動、情熱、思い、哲学、思想が
その作品の中で生き生きと
生きてほとばしっているからです。
そして、その素晴らしさに感動した時
そのアーティストから
素晴らしいバトンを渡された
ということです。
観て感じた時、観て感じたその人の
人生に引き継がれ生かされて行くものです。
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最高にかっこいいジャコメッティーに会えた！
そんな気分になった美術館時間♩
同じくジャコメッティー作品が大好きな夫と
観て感じたことの感想を
いっぱいおしゃべりしてくれる娘と
充実した時間になりました。
是非行って観てくださいね。
