「住友生命 子ども絵画コンクール」の続き

2019.09.13

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住友生命の第43回「子ども絵画コンクール」に応募しました
コンクールと聞くと、自分の描く絵の何処が評価してもらえるんだろうという気持ちになると思うのですが、描きてである子どもたちに着目して欲しいのは、テーマは何かということです。
今回のコンクールのテーマは「ねがいごと なあに?」でした
ねがいごとを願う時の自分の気持ちを、よーーく観察してあげます。
どんな気持ち?どんな色合い?どんな雰囲気?
絵というのは、描くとその筆先から気持ちがほとばしるから描き手は楽しいのです。

それって自分の気持ちとダンスをするようなものです。
「まずはそこ!」です。
まずはそれがあってこそです。
そこから、次第に、人にも伝わったら嬉しいな〜♪になっていくと、それはまた次の素晴らしいやりがいになるのですが、人の評価のもとに、評価されることが気になって、自分の絵を描くときの喜びの感覚をまずは自分がしっかり感じてあげることを取り逃がしてしまうと、なんだか人目を気にしたさみしい絵になってしまうのです。
形は正確だし、丁寧にかけている。
けれど、描き手の気持ちは何処にあるのだろう。。と、観ている人の心までも迷子になってしまうのです。

心で絵を描くこと。
心で絵を観ること。
頭だけで絵を描かないこと。
頭だけで絵を観ないこと。
厳しいことを言いますが、頭だけで絵を観る方っていうのは多いのです。
その場合は、心で絵を観る人とは、違うところで絵を評価します。
今回住友生命の絵画コンクールに応募したのは、過去の受賞作品が、描き手の思いが溢れた絵であったことです。
心の目で応募作品を審査して下さるんだろうなあというのが分かったからです。
今回アトリエカラフルの生徒で住友生命さんの愛知県中央支社の審査会で3名の子が入賞しました。佳作、努力賞、支部長賞です。

その子たちの今回の作品に共通していたのは、まさに自分の気持ちが筆先にのっていたことです。
まるで筆がおしゃべりしてるみたいだし、そのおしゃべりの仕方は、きっとその子らしいおしゃべりの仕方なんですね。
そのおしゃべりを自分自身で楽しんでいた。
そう思うのです。
ねえ!楽しもう!真剣に。一人一人の表現はこれから先も、生きてる限り無限大だし、頑張り方も無限大です。
1+1=2の世界じゃない。

どんな表現が今の自分にとっての答えなのか、それは誰も教えてくれません。
まず自分が自分の心に耳を澄ますことから、素晴らしい表現は始まります。