東京藝術大学の『藝大アートプラザ』に行ってきました。
東京藝術大学の現役の学生さん、卒業生さん、教員さんなどの作品が展示されていて、購入することもできる場所です。
学食でお昼を食べたかったのですが、入学者選抜試験の真っ最中のため、大学内は関係者以外立ち入ることはできませんでした。入学試験の話ですが、東京藝大美術学部の油画科は、毎年20倍前後の競争率で多い時は30倍以上になるという、日本の大学のなかで最も競争率の高い学科となっています。ちなみに美術学部の現役合格者比率は22.5%(2021年度)とのことです(詳しくは『東京藝大美術学部 究極の思考』増村岳史 2021年をご覧ください)。
施設内では藝大の現役学生さんを対象としたアートコンペティション『藝大アートプラザ・アートアワード』が開催されていました。
アーティストとして生きていくために日々切磋琢磨している現役の学生さんの作品たちが展示販売されています。
どの作品も、作家の現時点の今がそのままパワーとなっているようでした。とても高い技術を身につけながら、今は人間の若い時代を生きていて、人間としての成熟はこれから。そして全力で生きている若い人たち。だからこそ荒削りな部分があり、かえってそこが強く光り、心にまっすぐ届くように感じました。すごく新鮮で素敵な作品ばかりでした。
カラフルキッズにも東京にきたらぜひ足を運んでほしい場所です。