アルゼンチン系ペルー人アーティスト
アドリアン・ヴィラール・ロハス Adrián Villar Rojas
「The Language of the Enemy」
アートソンジェセンター
美術館の入り口が砂で埋まっていて入れなくなっていたところから衝撃的なスタート。どこから入ればいいいの?
建物の中の一部のトイレを除くほとんどの機能が失われている(取り除かれている)美術館。チケットを購入する場所も入り口横に簡易的に置かれたコンテナでした。





SF映画で、別の惑星に辿り着いて降りたったら、そこは知らない生態系が存在していた。、、、今から何が起きるのだろう?なんていう感じの場所になっていました。
解説を調べていくと、、、作家はビデオゲームエンジンと人工知能を組み合わせてソフトウェアを開発し、バーチャル世界で長時間に渡って作品が変化する様子をシミュレーションしたそうです。環境、社会、政治情勢などを設定、数千年後の物理的な変化がわかるそうです。それを作品にしているのだそう。
つまり私はある種の世界に、タイムスリップしたわけですね。驚きました!ギャラリーのインスタには、より詳しく解説があるので、気になった方は観てくださね。




その他にもギャラリーを練り歩きました。
景福宮という史跡のあるエリアに北村韓屋村付近にギャラリーが点在しています。
コンパクトに各作家さんの作品を無料で見ることができて、お散歩がてら、とはいえ力のある作品にはスーッと吸い込まれるように観てきました。
20代かな?という若い方作家さんの作品を観られて嬉しかったです。表現は人それぞれだけれど、国が違うとその土地の特色みたいなものが感じられるのが面白いです。正直いうと、今一生懸命売り出して名の上がってきている若い方の作品を個人的にもーっと沢山観たかったです。(私はやはり、子どもや、若い方の捉え方、進み方を応援したくなる思いが強いです)時間に限りがあり、今回はこれまで。

