日本福祉大学で小学校の先生になるために勉強していた牛房さん
アトリエカラフルでは、いつも元気良く子どもたちと接していました。一生懸命に頑張っていた姿が印象的です。小学校の教員採用試験合格の知らせを聞いた時は、心底ほっとして嬉しかったです。
大学卒業後は小学校の先生として、今まで以上に責任を持って子どもたちと向き合う日々が始まります。
アトリエカラフルでの日々を語ってもらいました。
アトリエスタッフとして経験したことは?
私は大学在学中、約2年間スタッフとしてアトリエカラフルに関わらせていただきました。将来は教師になりたいという思いがあったため、子どもに関わるアルバイトをしてみたいと思っていました。そんな中、子どもたちと関わることができるアトリエカラフルを見つけました。私は絵が上手というわけではありませんが、絵を描いたり、作品を作ったりすることが大好きで、子どものことも大好きなため、とても幸せな気持ちで過ごしてきました。アトリエカラフルにいる時間はいつもあっという間に時間が過ぎていき、とても楽しい記憶でいっぱいです。最初の頃は、子どもとの距離感をつかむことが難しく感じることもありました。しかし、何回も行くうちにだんだんと子どもたちのほうから、最近嬉しかったことや楽しかったことなど、いろいろなことを教えてくれました。さらに、手紙をくれたり、自分で作った作品をプレゼントしてくれたりする子もいました。その時は、とても嬉しかったです。
そして、作品に対して声かけをする際に、どんなイメージで作品を作ったのか聞いてみると、子どもの発想力は無限大でとても面白く、そんな考え方をしていたのだと驚かされる連続でした。また、なかなか作品のイメージが浮かばず、困っている子には、休日の過ごし方や好きなことなどの話をしていると、描きたいもののイメージがどんどん湧いてくることがありました。そのため、子どもへ声をかける際に一人ひとりの子どものことを見て、その子にあった言葉の掛け方をすることが大切だと学びした。また、教室に入る際に、どうしてもやる気が出ない日がある子もいました。しかし、自分でやる気を出し、納得して教室に入らなければその後もダラダラとしてしまうため、作品を作りたくなるように仕向け、子ども本人が納得できるまで待ち、できた時にはたくさん褒めてあげることが大切なのだと学びました。
これから現場に出ると、図工などの授業で子どもたちが絵を描いたり、作品を作ったりする機会があります。その際に、アトリエカラフルで学んだことを生かしていきたいと思います。そして、一人ひとり得意なことも苦手なこともあると思います。その個性を大切にし、個性を伸ばすことができる教師になれるように頑張りたいです。
私にとって「アトリエカラフル」とは
私にとってアトリエカラフルは自分らしさを見つけることができる場所です。私自身、年齢を重ねていくと、絵を上手に描きたいという気持ちが強くなり、自分の絵と他の人の絵を比較してしまうことが多くありました。そして、人の前で絵を描くことが苦手になってしまったこともありました。しかし、アトリエカラフルでは一人ひとりの子どもの作品と向き合っていました。そのため、アトリエカラフルにいる子どもたちは、のびのびと楽しそうに絵を描いていて、自分らしさを見つけ、みんながキラキラと輝いていました。私も実際に作品を作ってみるととても楽しく、自分らしさを表現しながら作ることができました。そして、自分と向き合いながらたくさんのことを経験し、学ばせていただきました。
アトリエカラフルの子どもたちへの応援メッセージ
自分のいいところや友達のいいところを見つけ、素敵な絵や作品をたくさんつくってください!
牛房美優さんについて ともちゃん先生より
持ち前の天真爛漫な笑顔と元気で全力でレッスンサポートしてくれました。
子どもたちも牛房さんと話すのが楽しいので、教室がより明るくなるような雰囲気を持っていました。私もフレッシュな元気をいつももらっていました。
素晴らしい先生になって未来に羽ばたいていく牛房さんの姿を楽しみにしています。